平成22年度館収蔵品展として「ウォルトとドゥーセ−オートクチュールからみた女性の装い−」を開催いたします。 オートクチュールの基礎を築いたといわれるチャールズ・フレデリック・ワース(Charles Frederick Worth 仏名ウォルト 1825〜1895年)と、ウォルトの子息ジャン・フィリップやガストン兄弟時代に活躍したジャック・ドゥーセ(Jacques Doucet 1853〜1929年)に焦点をあてます。 本館が所蔵しているメゾン・ウォルトのイヴニングドレス、メゾン・ドゥーセのコルサージュの他、同時代の扇やパラソル、ファッションプレートの展示も行い、彼らが活躍した19世紀末から20世紀初頭の女性の装いを垣間見ていただく内容になっています。
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