開港期における西洋文明の流入、そして明治20年代における西洋文明受容の進展という二つの時代は、日本の洋装化について考察する上でも重要な時代となっています。開港期にはまだ外国人のものであった洋服を、明治期にはすでに日本人が着用しており、日本における洋装への移行の流れは、当時盛んに板行された錦絵の中にも見ることができます。
本展覧会では、錦絵に描かれた装いに着目し、洋装を受容していく中での当時の人々の驚きや戸惑い、時代背景などに触れながら、日本の洋装化のはじまりを服飾品とともにたどります。
※受付でスリッパに履き替えていただきます。
※エレベーター設備がございませんので、階段でのフロア移動となります。ご了承ください
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