本展では、杉野学園衣裳博物館収蔵作品の中から、フロアごとにテーマを決め展示いたします。
1階は華やかな男性服とアクセサリーの展示です。18世紀のフランスで着用された男性服 アビ・ア・ラ・フランセーズやジレの他、日本の大礼服、フロック・コート、燕尾服もあわせて展示いたします。
2階は第2次世界大戦後のパリ・オートクチュールを牽引したChristian Diorに焦点を当てた展示です。オートクチュールやプレタポルテのスーツ、デイ・ドレス、カクテル・ドレスの数々とあわせ、本学教員がそれらの作品を資料として行った服飾造形研究のパネルやトワルを展示いたします。
3階は「目で見る服装史」を目指し、本学園の創設者 杉野芳子により収集された資料の中から、開館当初に使用されていた楮製紙製マネキンに着装した19世紀末から20世紀初頭にかけての女性の西洋衣装や、日本の伝統的な十二単と武官束帯、アイヌの民族衣装を展示いたします。
当館の特徴ある展示をご高覧いただければ幸いに存じます。
※受付でスリッパに履き替えていただきます。
※エレベーター設備がございませんので、階段でのフロア移動となります。ご了承ください。
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