江戸時代
(11.5×20.8cm)
紙入とは鼻紙入がつづまったもので、本来は鼻紙を入れていたが、やがて小物入れとしても使われるようになった。主に男性の携行品である。この紙入は表に緑の毛織物を用い、裏には繻珍を用いている。表の金具には急須、湯のみがあり、茶道具をモチーフにしたものと見られる。
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