明治時代 丈106.5 裄52.0
多数の鯉が瀧壺で泳ぎ回り、内2匹は勢いよく落ちる瀧を懸命に登っている様子が描かれている。子供の成長を願う親心が目に浮かぶような暖かい作品である。鯉一匹ずつの表情には愛嬌があり、力強い波しぶきや波のうねりとの対比はユーモラスである。
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